猫乃 鈴
えっと、ただの長い日記です。
23日の秋分の日だった昨日は、ちょっと実家の方の友達に会いに行っていました。
お互いの誕生日を祝ってのプレゼント交換です。
会うのは一年ぶり。去年のプレゼント交換以来。
彼女と私とは、もうガキんちょの時から16年の付き合いです。
そして、私はこの16年間、彼女のためだけに書いている小説があります。
他の誰に見せるでもない、その子だけが読むための小説です。
学園探偵推理もの(当時流行っていた)から始まったそれは、
ときに漫画にしたりもしながら、同じ主人公でスポコン青春ものになったり
ラブコメになったり、ときにパラレルになったり……。
そして自分らの成長とともに、主人公たちも歳をとったり、恋愛したり喧嘩したり就職したり……。
こうして考えると、結構壮大です。
彼女の机の一番下の段は、私が書いたそれらの小説が、キャンパスノートだったり、
A5のルーズリーフだったり、漫画はA4サイズコピー用紙二つ折りで、ぎっしり詰まってます;
お前……それ、いつかどうすんの?って思います。
そして、まあ、久しぶりに会ったわけですが、
仲良くしてくださっている皆様はご存知の通り、
私、四月からは『夢わたり』書き始めています。
つまり、その子の小説……書いてなかったんだよね(>∀<)☆
お昼に喫茶店に入り、プレゼント交換と、たわいもない話のあと、彼女はいいました。
「小説は?」
この一年、メールでもその話は出て来なかったので、
もういいのかなぁとも思っていたりしたのですが……。
「進んでない……」
「えー。どれくらい?」
「ぜ、全然……;」
「えぇー(´・д・`)」
ちょっと罪悪感があったので、素直に白状することにしました。
「あのね、実はこの四月くらいから別の小説を書いてたりするんだよね」
するとなんと彼女の口から
浮気がバレ、さらに彼女の口から浮気相手の女の名前が出てきたときの
男の気持ちがわかったような気がしました;
「なんで?;どうして?;」
動揺しまくりです。
「検索したら引っかかった^^」
ああ……そうですか……っていうか
見てたんなら、何か言ってくれ(゜ロ゜;)
「あのね、夢わたりね、結構、読んでくれてる人もいるんだよ?
私の小説でファンアートなんて描いちゃってくれてる人もいるんだ。すごくない?」
「うん、見た見た」
「ついこの前も、タチバナさんって人が描いてくれてね」
「ああ、タチバナナツメさん? 常磐くんのバーの。パロディみたいのもあったよね」
情報新しいなっ!
しかも詳しいじゃねえかっ!;
「あれ、でも、お前、基本携帯だよね」
彼女は今パソコンを持っていないはず。
「みてみんって、携帯からだとイラストしか見れないよね……」
「うん、だから、携帯でPCサイトの方にとんでるの。じゃないとコメントが見れないんだもん」
無駄に努力家;
「別なの書いてるから、もうこっちは書き終わってると思ってたのに!(>□<)」
ごめんなさい……;
ちなみに彼女の小説は、今、シリアス恋愛ものになっています。
と、まあ、彼女にはすごくびっくりさせられました;
12時から5時までいた喫茶店から、場所を居酒屋に変え、
夜の10時まで創作の話で盛り上がりながら、腹筋が痛くなるほど笑いました。
もう酸欠になるくらい。笑い疲れてフラフラするほど。
そして、本日、本当に腹がかるく筋肉痛になるという情けなさ;
なんだろう、酔ってたのかな。
でも、喫茶店のレモンティーでも笑ってたしな。
彼女は私よりも私の小説のキャラのことが分かっていて、
「こういうとき、このキャラならこうじゃない?」
といった私は
「でも、このキャラなら、こういうときはこうすると思う」
という反論にあい、おお、なるほどと思う事もしばしば。
もう、お前自分で書いたら?書けるでしょ?
「それじゃ、つまんない。意味がない」
厳しいお言葉をいただきました;
というわけで、彼女と出会ってから書き始めたその小説は、
クラス変え、進路別れ、卒業、学校別れ、就職、私の実家離れ&上京など、
節目、節目で、ああ、もう終わりかなぁ。と常に思いながら、今でもまだ続いています。
なので、彼女が飽きるまでは、常にアクセス数1、評価人数1のこの小説、もう少し続けようかと思います(笑)
ルーズリーフにシャーペンで。汚くて誤字ばかりでひらがなだらけだけど。
とか、決心と約束をしながら、
まずは描きかけだった二枚目のキスイラを終わらせちゃおう♪とか思っています(笑)
はい。10周年にはお祝いしました(笑)
もう、筆圧強いので、真っ黒ですよ……;
去年まではファミレスで、11時間とか。
メニューのデザート制覇しながら、ずっと話してたりしましたね><
たまには酒もいいものです^^
『腹筋いたい』をお気に入りですか?!;
あ、有難うございます;;;
こんな日常イラストを……。
べあねこさんのイラストのツボが分からない(笑)